studio Lupinus Webデザイン
私：グラフィックデザインはできるけど、Webはできません。
ホームページ担当にも関わらず、ぬけぬけとそう言い放っていた会社勤め時代。マークアップって何？ htmlって？ と難しそうな言葉にそっぽを向いていました。社内には頼れるエンジニアが居たので、デザインパーツやテキストだけ作っておけば、エンジニアさんが何とかしてくれて、ホームページは出来ていたわけです。
ある日、会社のブランドサイトをレスポンシブにリニューアルすることになり、社内エンジニアだけでは負担が大きいので、外部協力会社のエムダブさんと一緒にお仕事をすることになりました。
私：私、コーディングとか、できないので。（私、失敗しないので風に）
エムダブさん：大丈夫ですよ。できるだけ運用しやすいように作りますから。（だから頑張ってね！という含み笑顔で）
エムダブさんは、無知な私に、とても丁寧にわかりやすく、Webの世界を教えてくれました。そしてとても楽しそうに。これ、一番大事。楽しそうっていうところ。
そんな楽しいなら、ちょっと本でも読んでみようかな？と思って、レスポンシブのマニュアル本を買いました。なるべく文字が大きくて少ない、覚えることが少なそうなやつを。
私：私、レスポンシブの本、買いました。
エムダブさん：すごいじゃないですか！ 向上心あるな～ すごいな～。
私：いえ、そんな…（あ、そう！？ すごい！？）
おだてられると、瞬速でその気になり、本を読みながら簡単なレスポンシブサイトを作ってみたり、エンジニアさんに質問しまくってウンザリされたり、自分でマークアップしたがってレイアウトをぐちゃぐちゃにして、エンジニアさんの仕事をさらに増やすという日々を過ごしました。
私：私、この前、社内のレスポンシブサイト作ってみたんです。
エムダブさん：すごい！ 飲み込みが早いんですね！
私：いえ、そんな…（まじで！？ 私って天才！？）
エムダブさんに褒められたり、エンジニアに迷惑をかけたりしながら、Webを作る楽しさを教えてもらいました。そして、遅ればせながら分かったのは、Webは作るのは簡単。重要なのは育てていく（運用する）こと。その重要な部分は、やっぱり餅は餅屋。プロのサポートがあるかないかで、Webの価値が全然変わってくるということです。
ご存知の通り、Webの世界は、すごいスピードで常識が変わっていきます。
やっと作ったホームページなのに、更新も運用もままならない。ただホームページがあるというだけ。そうこうしているうちに、もう古いから全部作り変えなければ！なんていうのも、本当に良くある話。
プロのサポートがあれば、常識の変化にすぐ対応でき、新鮮な情報を得ることができ、常に進化するWebであるよう適切な時期にリニューアル提案もしてくれるので、費用対効果の観点から見れば、とても有益です。
ホームページを作る時は、現状で運用できる体制をまずは考えて、次に将来的なWebの利用価値を見据え、その上でどんなホームページをどのような予算計画で作り育てていくかを明確にすることが大事だと思います。
associepdでは、Webデザインをご依頼頂いた場合、この大事なことをまずはヒアリングしてから制作します。そして「Webの専任者がいない」「Webの知識が少ない」「Webが売り上げに大きく影響する」というクライアントであればあるほど、エムダブさんとのユニットワークを提案しています。
さて、前説が長くなりました。
本題です。 studio Lupinusさまのサイトリニューアルしました。
Webデザインは、associepd。
カスタマイズ部分＆今後の運用サポートは、エムダブ株式会社さん。
クライアントさまのご要望で、アメーバオウンドで制作しました。制作詳細はこちら。
どんなホームページに育っていくか、とても楽しみです。